ケース付きで小型化したアウトドアカセットコンロ『タフまるジュニア』

製品レビュー

カセットコンロで有名な岩谷産業から発売されているアウトドア仕様のカセットコンロ、タフまるが一回り小さくなった『タフまるJr.』。
最近地震も多いし、防災用も兼ねて購入したのでレビューします。
タフまるシリーズの特徴として五徳（鍋を置く部分）の外周が取り巻くように囲われていて、そこにスリットの入った構造になっています。火が燃えるためには酸素が必要ですが、風が直接、火口に当たるのを防いでいるんですね。この辺はアウトドアでの使用が考慮されているデザインと言えます。

タフまる黒

タフまるJr.

構造はシンプルなので掃除やメンテナンスは楽そうです。

カセットの蓋を開けたところ。カセットコンロ全般に言えることですが、蓋の止め具などがないのでパカパカ開きます。この辺は安全性などの理由もあるのかもしれませんが、保持力が弱く、簡易的でもいいので蓋を固定できると収まりが良かったかもしれません。 カセットはショート缶だとぴったり、ロング缶だとはみ出ます。おそらく本体を小型化するにあたり、ショート缶に合わせたサイズ感にしたのでしょう。

カセットは押せばかんたんに取り付けることが可能です。

カセットコンロって保管が面倒なので専用ケース付きなのは嬉しいです。

ケースを開けたところ。見てもらえるとわかるようにサイズがピッタリなのでロング缶をつけたまま蓋をすることはできません。

タフまるとタフまるJr.の比較

通常のタフまるとジュニアのスペックを比較してみました。

	タフまる	タフまるJr.
重量	約2.4kg	約1.6kg
サイズ	341×283×129mm	286×192.5×122mm
耐荷重	20kg	10kg
鍋のサイズ	24cm以下	20cm以下
火力	3.3kW	2.3kw
連続燃焼時間	約75分	ロング 102分 ショート 約45分

まとめ

小型化された本製品はソロ〜2人程度での使用、もしくはサブとしての使用を想定すると良さそうです。
カセットコンロは停電時にも活躍するのと、本製品はアウトドアでの使用を前提としたデザインになっているので防災グッズとしても活躍しそうですね。